2016/09/02

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血糖値の正常範囲はどのくらい?糖尿病を診断する検査とは?

健康診断を受けた際に、血糖値を測ったことがありますか?健康診断を受けたものの、正常範囲だと気にしない方も多いのではないでしょうか。その結果の意味を理解することが大切です。もう一度健診の結果を見て、自分の血糖値を確認してみましょう。

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きちんと把握しておきたい、血糖値の正常な数値

血糖値とは、100cc(1dl)の血液中にどのくらいブドウ糖が含まれているかを表す数値のことです。食事やホルモンの作用によって血糖値が上がり、インスリンの作用によって下がります。
空腹時血糖の正常範囲は、上限109mg/dLまでと言われています。しかし、100~109mg/dLは正常範囲ではありますが、正常高値と言われており糖尿病に移行する恐れがあると考えられます。ただし、この数値は年齢・性別・検査施設が定める基準、そして女性なら妊娠の有無によって若干変動します。

健康診断の結果から分かること

高血糖は文字通り血糖値が高い状態のことを言います。空腹時血糖が110~125mg/dlなら糖尿病予備軍、それ以上なら糖尿病の可能性があります。自覚症状がないまま、健康診断の結果から気づく場合もあります。
ただし、空腹時血糖だけで糖尿病と診断されるわけではありません。確定診断を行うためには、75gOGTTという検査を行います。

※高血糖の原因やケア方法に関する詳しい解説は『高血糖が起こる原因は?セルフケアで血糖値を下げる方法』よりご確認ください。

糖尿病と診断するための検査とは?

糖尿病と診断するまでには、血糖値の検査を行います。
75g経口糖負荷試験とは、血糖値の推移を検査する方法です。
まず、早朝空腹時の血糖を採血します。次に、75gのブドウ糖が入った飲み物を飲みます。飲んだ直後、30分後、60分後、120分後の血糖を採血します。その血糖値の変動を医師が判断し、糖尿病と診断するためのデータとします。
その他、血液検査の一つであるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)という検査も行います。

糖尿病の診断は、血糖値だけではなく自覚症状や尿検査など様々な検査を行います。しかし、異常の早期発見をするためには、健康診断の血糖値によって分かる場合もあります。
健康診断の結果の正常・異常だけで終わらせるのではなく、どのくらいの値なのか?までチェックしましょう。これからの生活習慣を変えるきっかけになるかもしれません。