2019/11/29

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糖尿病患児の教育環境づくりを支援する「KiDS Project」

公益社団法人 日本糖尿病協会(東京都千代田区)と仏に本社を置くバイオテクノロジー企業サノフィ株式会社(東京都新宿区)は、糖尿病患児を受け入れる学校でのよりよい環境づくりを目的として、糖尿病の専門医と、糖尿病の先輩患者が学校などの教育機関を訪れ、糖尿病に関する正しい知識や現状を教職員に伝えるプログラム「KiDS Project」を実施しています。

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糖尿病の専門医などを講師に、教職員向け訪問プログラム

KiDS Projectでは、 2017年12月に「糖尿病患児の就学環境に関する実態調査」を実施し、日本の学校現場では、糖尿病患児の受け入れに直面する可能性がある一方、知識を得る場が少なく、糖尿病患児の受け入れ経験の有無によって、教職員の認知度や理解、対応に大きな差がみられることがわかりました。KiDS Project は、こうした教育現場におけるニーズを受けて 2018年3月に本格始動しました。

訪問プログラムでは、糖尿病の専門医と先輩患者が「インスリンメンター」として、糖尿病の正しい知識や、糖尿病の児童や生徒たちが学校で直面している現状について教職員に伝えます。これまで11回実施し、全国の幼稚園、小・中学校、大学、教育委員会、学会等から約560名の教職員が参加しました。

事後アンケート、3人に2人が高評価

同プログラムのではアンケートが実施されており、主な集計結果は次の通りです。詳しい内容は下記外部リンクよりご覧下さい。

1. 参加者の3人に2人が「次回もぜひ参加したい」「参加したい」、本プログラムを「ぜひ薦めたい」「薦めたい」と回答
2. プログラムについて、全体の9割以上が高い満足度
3. 講演の分かりやすさについて、約7割が「満足」と回答
4. プログラムを通じて、糖尿病のイメージがポジティブに変化

〈参加者の主な感想〉
「糖尿病を必要以上に怖がることはないと思った。”色々な個性・特性のうちの一つ”という考えに、なるほど、と思った」
「糖尿病というフィルターを外してその子を理解することの重要性を実感。難しいこと、特別なことは必要ないのだと思った」
「糖尿病の児童に対し、養護教諭や担任はどう配慮したらよいかということをこれまで考えていたが、子どもを見守っていればよく、あれこれ声かけする必要はないということに気づいた」

(画像はサノフィ社公式HPより)

外部リンク

糖尿病の専門医・先輩患者が“先生”として教育機関を訪問糖尿病患児のよりよい学校環境づくりを支援する教職員向け訪問プログラム「KiDS Project」を実施中