2019/08/29

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トルラ酵母の食後血糖及び血中中性脂肪の上昇抑制効果

三菱商事ライフサイエンス株式会社(東京都千代田区) は、同社が保有するトルラ酵母(Candida utilis)を用いたin vitro試験の結果より、トルラ酵母が食後血糖及び血中中性脂肪の上昇抑制効果を持つ可能性を確認しました。研究結果は、2019年8月29日から開催される「日本食品科学工学会第66回大会」にて発表されます。

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トルラ酵母のα-グルコシダーゼ及び膵リパーゼの活性阻害効果

同社では、新たに立ち上げたニュートリション事業部にて、微生物による発酵技術を中心とした健康機能に関する研究開発を進めていました。トルラ酵母は、酵母の種で家畜用飼料や、加工食品の添加物といて用いられます。

本検証は、トルラ酵母をグルカナーゼにて処理した後、粉末化した素材を用いて検証は実施されました。グルカナーゼ処理条件の異なる3種の試料について、物性(可溶化率、粘度)を確かめた後、糖質消化酵素(αアミラーゼ、α-グルコシダーゼ)及び脂質消化酵素(膵リパーゼ)活性阻害と胆汁酸の吸着能について検討を行いました。研究成果の概要は次の通りです。

・ in vitro試験の結果、トルラ酵母のα-グルコシダーゼ及び膵リパーゼの活性阻害効果が確認され、また胆汁酸の吸着能を有することも確認された。
・ in vitro試験の結果から、摂取により食後の血糖や血中中性脂肪の上昇が抑制される可能性が示唆された。
・ ヒトを対象とした効果検証については現在実施中。

(画像はイメージです)

外部リンク

トルラ酵母(Candida utilis)の食後血糖及び血中中性脂肪の上昇抑制効果

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