2019/07/30

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新規ペプチドLRAを含む酵素処理米ぬかに血圧降下作用

サンスターグループ(大阪府高槻市)は、玄米の胚芽と表皮にあたる「米ぬか」のタンパク質を酵素で分解して得られた酵素処理米ぬかが、血圧降下作用を持つことをヒト臨床試験で明らかにしました。さらに、酵素処理米ぬかに含まれる新規ペプチド「LRA(ロイシルアラギニルアラニン)」が主に血圧降下に作用し、血管内皮で一酸化窒素産生を促すことで血圧を降下させるメカニズムを細胞実験で明らかにしました。

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高血圧予備軍へのヒト臨床試験で有意に血圧低下

ヒト臨床試験は、45歳以上65歳未満かつBMI30未満の高血圧予備軍、Ⅰ度高血圧の成人男女87名に対して行われ、酵素処理米ぬか配合の錠剤を12週間毎日摂取したグループは、酵素処理米ぬか無配合錠剤を同様に摂取したグループと比べ有意に収縮期血圧が降下したという実験結果が得られ、2019年3月28日発行の国際科学雑誌Nutrientsに福原医院、株式会社新薬リサーチセンターとの共著論文にて掲載されました。

また、LRAが血管内皮の一酸化窒素合成酵素(eNOS)を活性化させて一酸化窒素産生を促すことで血管平滑筋を弛緩させ血圧低下作用を発揮していることを示す血管内皮細胞のモデル細胞での実験結果については、2019年1月4日発行の米国化学会Journal of Agricultural Food Chemistry に京都大学 大日向耕作 准教授との共著論文にて掲載されました。

サンスターでは「今後、これらの成果をもとに研究開発を進め、LRAの血圧降下作用を活かした健康食品の製品化を目指す」としています。

(画像はイメージです)

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