2019/02/27

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東大・阪大・理研ら、2型糖尿病に関わる新たな遺伝子領域を発見

東京大学、理化学研究所、大阪大学、東北大学、岩手医科大学、日本医療研究開発機構の6者からなる研究グループは、20万人規模の日本人集団の遺伝情報を用いた大規模ゲノムワイド関連解析(GWAS)を行い、2型糖尿病の危険性を高める遺伝子領域を新たに28箇所同定しました。

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薬の効果予測指標に応用できる可能性

2型糖尿病は脳卒中・心筋梗塞・腎不全・がんなど、万病の危険性を高める重大な病気であり、日本国内で1,000万人、世界中で4億人以上が2型糖尿病と言われています。2型糖尿病のかかりやすさは、遺伝と環境の両方によって影響されますが、日本人集団における2型糖尿病の遺伝の理解は不十分でした。

上記の同定に加え、2型糖尿病治療薬の標的分子であるGLP-1受容体のミスセンス変異が2型糖尿病の危険性と関わることを見出しました。このミスセンス変異は薬剤投与後のインスリン分泌を増加させるため、薬の効き方を予測する指標に応用できる可能性があります。

2型糖尿病の遺伝において、膵臓のβ細胞が日本人集団と欧米人集団に共通して重要である一方、インスリン分泌を調節する経路など日本人集団においてより大きな影響を有する分子生物学的パスウェイを見出しました。

詳細は下記外部リンクよりご覧下さい。

(画像はイメージです)

外部リンク

東大・阪大・理研など、日本人集団の2型糖尿病に関わる新たな遺伝子領域を発見

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