2018/11/05

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エーザイ、肥満症治療剤「BELVIQ」のアウトカム試験結果を発表

エーザイ株式会社(東京都文京区)は、このたび、肥満症治療剤lorcaserin hydrochloride(一般名、米国製品名「BELVIQ®」)の長期心血管疾患アウトカム試験(CAMELLIA-TIMI61試験)における、2型糖尿病の予防と寛解(全治未満、病状が治まって穏やかな状態)に関する新しいデータについて、ドイツ・ベルリンで開催されている第54回欧州糖尿病学会(EASD)年次総会において発表し、世界的に最も権威のある医学雑誌の一つであるThe Lancetに掲載されました。

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肥満症治療薬では最大規模の心血管疾患アウトカム試験

本試験は、米国を含む8カ国、400施設以上という肥満症治療薬では最大規模の心血管疾患アウトカム試験です。2型糖尿病、境界型糖尿病(2型糖尿病発症前で血糖パラメータが正常値を超えている)および正常血糖値の患者における、「BELVIQ」による代謝機能に対する効果について評価しました。登録された患者は、境界型糖尿病3,991人(33%)、2型糖尿病6,816人(57%)、正常血糖値1,193人(10%)でした。

解析の結果、境界型糖尿病において、「BELVIQ」投与群はプラセボ投与群と比較して、2型糖尿病への移行のリスクを19%抑制し、さらに正常血糖値への改善傾向を示しました。また、投与前に2型糖尿病を発症していた患者において、「BELVIQ」投与群はプラセボ投与群と比較して、正常血糖値への改善が確認されるとともに、ヘモグロビンA1c(HBA1c)の改善が確認されました。特に、投与前におけるHBA1cが8%以上の2型糖尿病患者では、1年間の投与後において、プラセボ投与群と比較し、平均0.5%の改善が確認されました。

さらに、2型糖尿病患者の探索的評価において、「BELVIQ」投与群はプラセボ投与群と比較して、微小血管イベント(微小アルブミン尿症、糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害)の発生リスクを21%軽減しました。

本試験の詳しい内容については、下記外部リンクよりご覧下さい。

(画像はイメージです)

外部リンク

エーザイ、肥満症治療剤「BELVIQ」の長期心血管疾患アウトカム試験での2型糖尿病予防寛解データを発表

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