2018/05/04

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メープルシロップに2型糖尿病の発症抑制効果

カナダのケベック・メープル製品生産者協会は、メープルシロップのポリフェノール抽出物(Maple Syrup Extract, MSx)が、2型糖尿病の発症原因となる様々な臓器の炎症を抑制する可能性があることが明らかになったと発表しました。

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実験マウスの臓器において細菌減少、炎症抑制

同協会は、メープルシロップの有効成分の健康効果に注目、機能性食品研究の第一人者、東京大学大学院農学生命科学研究科の名誉教授、地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所の阿部啓子博士に依頼し、ニュートリゲノミクス(遺伝子の動きを比較し解析する研究方法)によるメープルシロップの健康効果を食品機能性として評価する研究を行い、今回の結果を得たものです。

実験では、MSxを含む餌を摂ったマウスの臓器において細菌などの減少が示唆される遺伝子が含まれていました。腸管バリアの脆弱化は2型糖尿病の発症原因のひとつといわれており、作用は弱いものの、腸内細菌叢からは腸管の炎症が、血中の炎症性サイトカインからは全身の炎症が抑制されていることを示唆する結果も得られました。これらのことから、MSxには、2型糖尿病の発症原因を抑制する可能性があることがわかりました。

外部リンク

メープルシロップの有効成分ポリフェノール〜2型糖尿病や動脈硬化のような合併症発症の抑制に寄与する可能性が明らかに!