2017/08/08

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指を入れるだけ!注目の老化物質「AGEs」が測定できるセンサが誕生

シャープ株式会社の関係会社で、ヘルスケア・メディカル領域を担当するシャープライフサイエンス株式会社は4日、老化物質のひとつとして近年注目を集めている「AGEs(最終糖化産物)」の体内蓄積レベルを簡単に測定できるAGEsセンサ「RQ-AG01J」を発売しました。ストレスのかかる血液採取などが不要で、指先を挿入すれば測定できます。

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研究が進む注目物質「AGEs」を手軽に測定

AGEsは、糖とたんぱく質が結合し、たんぱく質のアミノ基における糖化を経て生成される物質です。一部の発酵食品や飲料などに含まれるほか、摂取した糖が人体を構成するたんぱく質と結合、体内でも産生されることが分かっています。

通常でも生成されていますが、とくに偏った食生活や運動不足などが重なり、生活習慣の乱れによって体内の糖が過剰になるとその生成が加速され、血管や骨、皮膚などさまざまな組織に蓄積されていきます。

これが全身の老化や糖尿病と関係していると指摘されるほか、中でも糖尿病の合併症における発症・進展要因として注目され、健康状態をみる新たな指標として高い関心を集めるものとなっています。

シャープライフサイエンスから発売されたAGEsセンサ「RQ-AG01J」は、このAGEsがどのくらい体内に蓄積しているかを測ることができる製品で、左手中指の先を本体中央上の測定部に挿入すると、30~60秒で測定完了、結果をアウトプットするものです。

スコアで簡単チェック!生活アドバイスも

AGEsには複数種類がありますが、一部のAGEsは光を当てると発光する特性をもっているため、測定にはこの特徴を利用、指先に光源から近紫外光を照射し、体内のAGEsが発した光の量を受光素子で計測・解析することによって、蓄積レベルを算出しているそうです。こうした光を用いる仕組みであるため、血液の採取などは必要ありません。

センサで算定した測定結果は蓄積量としてスコア化し、タブレット端末での表示としてA~Eの5段階評価で示すほか、被験者と同世代のデータと相対比較して1~100位の順位でも表すようになっています。付属する感熱紙プリンタで印字することもできるそうです。

履歴やグラフ、アドバイスもチェックできる仕様となっており、シャープライフサイエンスでは今後、調剤薬局や美容サロン、コンビニエンスストアなどへの設置を提案、来店者が手軽に測定できる環境を身近な場所で拡げていくことにより、早期の生活習慣改善、健康意識の向上に寄与していきたいとしています。

外部リンク

シャープライフサイエンス株式会社 プレスリリース(ニュースリリース)