認知症相談室

認知症の症状について

pecoさん
2019-01-16 14:38:50

今年85歳になる母の事でお伺いいたします。
現在母は一人暮らしをしております。
家事や買い物、病院なども自分自身でこなしており、栄養を考えた料理を作るなどして、健康には気を使っております。
若いころよりかなりしっかりした几帳面な性格で、私が子供のころは「厳格」という言葉がぴったりの母でした。
10年ほど前にこの性格のためか、うつを患いましたが今は完治しております。
昔から思い込みの激しい部分がありましたが、ここ1年半ほど、誰かにつけられている、誰かに見張られていると申しております。
お恥ずかしい話ですが、親戚間でトラブルがあり、その相手が探偵を雇ってそのような行動に出ていると言います。
私から見ていると、そのようなことをしても、相手の親戚には何のメリットもないこと、母の話の中で、その探偵らしき人物が目の前に座り、母を凝視していたというようなこと(探偵が自分の顔を晒すとは思えない)から、認知症の可能性を疑っています。
他にも近所の疎ましい人物が、母の家の庭に塩素をまいたらしいなどということも言い出しております。
認知症の症状として、このような妄想が起こるものでしょうか。お伺いいたします。

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回答・コメント

  • 2019-01-16 15:29:37
  •  pecoさん、はじめまして。看護師歴15年のななみ☆と申します。
     高齢者看護ひとすじ、これまで多くの認知症の方々と関わってきました。

     相談内容を拝見しました。お母様はもともとしっかりされていたとのこと。ご様子が心配ですね。

     お母様の今の状態ですが、被害妄想という症状かもしれません。
     被害妄想は、確かに認知症の症状のひとつです。
     pecoさんはお母様が認知症ではないかと思っていらっしゃるのですね。

     お母様は、1人暮らしをされており、今のところ生活に支障はないのですよね。
     何か他に気になる様子はありませんか?例えば、新しいことをすぐ忘れるとか、料理の味付けが変わったとか。
     これらの症状が合わせてある場合、認知症の可能性はあるかもしれません。

     ただ、私が気になったのは、お母様は昔うつを患っていらして、完治したとのこと。うつ病は再発しやすく、他の精神疾患も併発することがあります。(被害妄想は他の精神疾患でも現れる場合もあるんです。)
     
     もしかかりつけ医がいたら、一度受診することをおすすめします。
     かかりつけ医がいない場合は、最寄りの地域包括支援センター(役所)に相談してみて下さいね。

     以上、拙いアドバイスですが、どうぞご参考にしてください。
     pecoさん、お母様が早く落ち着きますように。心からお祈りしています。

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  • 2019-01-16 15:37:11
  • > ななみ☆さん
    早々のご対応ありがとうございます。
    母本人も「うつの再発」を懸念しております。
    年齢的なこともあり、時々言葉が出にくい時もありますが、そのほかの事は今まで通りで変化はないようです。
    昔から被害妄想的な部分は強かったように思います。
    ただ、現在の被害妄想が精神的にかなり負担になっているようで、逆にこちらが探偵を雇って、実際にどうなのかを見極め、安心させようかとも思っています。
    一緒に暮らそうと言っても、転勤族の私どもにくっついて回るのはいやと言いますし、それも無理からぬことと思っております。
    幸い私の次男が2月に海外より帰国し、住居が定まるまで母の家に厄介になることになっており、それで少し気がまぎれるかなと思っております。
    いただきましたコメントを念頭に、今しばらく様子を見たいと思います。
    ありがとうございました。

  • pecoさん コメントする
  • 2019-01-17 17:59:29
  • 初めまして。
    理学療法士の梅崎です。
    医療保険分野(急性期、回復期、慢性期)で6年間、介護保険分野(デイケア:通所リハビリテーション)にて2年間ほど働いております。
    また、認知症になった別居の祖父(母方)を、週2日通って1年間ほど介護を手伝った経験もあります。

    お母様のご様子の変化、ご心配ですね。
    心中お察しします。

    ご相談内容から、お母様の場合は被害妄想ではないかと思われます。
    東京都の調査によりますと、認知症の人の約15%に妄想が見られ、アルツハイマー型認知症で15~56%、脳血管性認知症では27~60%に見られるとの報告もあります。
    そして、認知症の方の妄想は、被害的な内容が多いというのが特徴です。

    しかし、妄想を来す原因は認知症だけではなく、気分障害や統合失調症などの精神障害や、多くの脳の病気や身体の病によってもみられることがありますのでこれらの鑑別が重要となってきます。
    お母様は10年ほど前にうつを患われたとのことですので、もしかしたらその再燃からの妄想という可能性もあるかもしれません。

    ただし、お母様が仰せられている出来事が、妄想ではなく本当に起こったことである可能性も、まったくゼロではありません。

    いずれにせよ、本当に妄想なのかどうか、妄想である場合はその原因疾患は何かを明らかにするために、早めにかかりつけの先生もしくは、以前のうつで受診されていた先生、神経内科の先生、認知症専門医などの、いずれかの先生に診察していただいた方が良いかと思われます。

    もしくは、お母様の居住地の地域包括センターに相談されるのも良いかと思います。
    お母様が一人暮らしであることを伝え、認知症初期集中支援チームによる支援が受けられないかをお尋ねになられてはいかがでしょう。

    認知症初期集中支援チームに関しては、このサイト(認知症ねっと)の中の
    『認知症初期集中支援チームとは? 支援の内容や役割を紹介』
    https://info.ninchisho.net/care/c240
    にて、詳しく説明されています。
    まだ認知症初期集中支援チームが配置されてない場合は、地域包括センターが責任をもって対応してくれるのでご安心ください。

    同じくサイト内で、今井幸充先生(医療法人社団翠会 和光病院院長 / 日本認知症ケア学会 元理事長)が妄想について、分かりやすく説明されています。
    https://info.ninchisho.net/column/psychiatry_008

    末筆になりましたが、pecoさんおよびお母様が平穏無事に過ごせますよう、心よりお祈り申し上げます。

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