認知症相談室

認知症未満?物忘れのひどい家族への対応

がっかりはんさん
2018-10-06 07:21:21

母と二人ぐらしの40代女性です。母はまだ70代でパートをしていて、まだ元気と思っていたのですが、最近、何度言っても同じ間違いを繰り返し、注意しても「忘れた」「仕方ない」の一点張りで、次に気を付けるそぶりすら、みせなくなりました。出かける約束をした当日、出かける直前になって「明日予定ができたので行かない」と言い出したりします。前日、前々日もその話をしていたのにも関わらず …

様子がおかしいので、認知病の初期診断を受けに行ったところ、普段の様子をすっかり隠し通し、医師からは「問題ない」と言われてしまいました。家での様子を話してその対応の仕方を相談をすると「本でも読んで自分でやって」と言われてしまいました …家族のメンタルには興味がないようです。

本も読みますが、経験のある方にお聞きしてみたいです。こういった、認知症の初期症状のような態度をみせる家族に、どういった対応をとったら良いのでしょうか?ただ優しく接して、黙って母の間違いを見守るしか無いのでしょうか?少しでも、良い方向にもっていける方法があれば、アドバイスお願いします。

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回答・コメント

  • 2018-10-06 19:56:35
  • がっかりはんさん、はじめまして。高齢者介護一筋15年(うち認知症専門介護6年)オカユと申します。

    「ただ優しく接して、黙って母の間違いを見守る」というのは、対応としては間違いではありませんし、その方が穏やかに過ごすことはできます。

    しかし、実はこの対応はとても難しいことなんですよね。
    特に同居している親子というのは、距離も近いですし、これまでの性格も知っていますから、「何かおかしい」と思うと遠慮無く言いたくもなりますし、認知症への不安や恐れ、焦りからも間違いを指摘し正したくなってしまうと思います。
    同じ事を繰り返されると腹も立つと思います。

    書かれているお母様の症状は、認知症によるものなのかどうかは分かりませんが、医師を前に普段の様子をすっかり隠し通せるほどの判断力と理解力はありますね。

    医師から「問題ない」と言われた以上、今すぐ…例えば再度検査をする、他の病院を受診する等…というのは難しいと思いますし、無理にそれらをすすめることはお母様のプライドを傷つけることになってしまったり、親子関係が悪くなってしまう恐れがあるので、しばらくは様子を見る事になるかと思います。

    しかし、もしもお母様の症状が認知症(または軽度認知障害)によるものだとしたら、ただ黙って様子を見ているだけでは恐らく症状は悪くなっていくかと思います。

    例えば、万歩計を用意され親子で歩数を競ってみたり(ウォーキングは認知症予防に効果的です)、一緒に新聞のコラムをノートに書き写す等(読み書きは脳の活性に繋がります)、日常取り入れやすい活動をおこなうのはいかがでしょうか。

    「認知症予防」というと、お母様はやりたがらないかもしれませんので、運動は「健康のため」「ダイエットのため」「快便のため」、読み書きは「綺麗な字を書くため」「職場での話題作りのため」等、「それならやってみようかな?」と思えるような理由をつけると始めやすいかと思います。

    あとは今後のためにも、がっかりはんさんがストレスを解消出来る人や場所、趣味等を見付けておくことはお勧めいたします。

  • オカユさん コメントする
  • 2018-10-06 23:55:43
  • がっかりはんさん、こんばんは。

    すぬーぴーわんといいます。 実母を5年近く在宅介護をして、一昨々年の夏、見送りました。

    ご相談、読ませていただきました。お母様の事、ご心配ですね。

    ここのサイトに、コラムがあります。
    https://info.ninchisho.net/column
    ユッキー先生の認知症コラム
    第 1回 「認知症かな?」と思ったら ~病院に行くべきときは~
    第 2回 正常(生理的)の物忘れ、認知症の物忘れ
    第 3回 物忘れが心配、認知症を予防するには・・・(その1)
    第 4回 認知症を予防するには(その2)生活習慣の改善から
    第64回 お世話のコツ~10箇条~

    ここは「相談する」ですが、同じくオレンジ色の帯の真ん中あたり「特集・コラム」クリック→「ユッキー先生の認知症コラム」クリック→右側にたくさんコラムがあります。その第1~4回・64回」です。(PCです。スマホは右上メニュー)良かったら、ご覧になってみて下さいね。

    うちの母も、認定調査員のかたが訪問調査に来られた時、しっかりと眉を書いて口紅もつけて「これで、いいかな?」と私に聞いていました。「いいと思うよ、待たせちゃ悪いから行こう」と母の部屋から促しました。

    母には認定調査員のかたが来るとは言わず、「ばあちゃん(母の事)が80歳超えたから、様子はどうかなと市の職員の人が見に来てくれるんだって、ありがたいね」と、私は言っていました。

    しっかりと受けごたえしていました。母を部屋から呼ぶ前に、私と調査員のかたで、私が思っている事や最近の母の様子を話しておきました。ある程度終わってから、母を呼びに行きました。

    「本でも読んで自分でやって」と・・ちょっと酷いと思いますが・・。

    他の回答者様のオカユさんも仰っていますが、『「ただ優しく接して、黙って母の間違いを見守る」というのは、対応としては間違いではありませんし、その方が穏やかに過ごすことはできます』と・・そうなんです。確かにこの対応ができれば、できていれば・・私はできなかったのです。

    実の母と子は、自分を育ててくれたしっかりした母を知っているから・・お互い言いたい放題・・私は、認知症と認めれなくて、認めたくなくて・・。話しをすれば思い出してくれる、説明すればわかってくれる、そんな気持ちで接していたから些細な事もエスカレートして大喧嘩になる事度々・・。

    自分が何も言えなくなると最後結局私がいちばん嫌う言葉、いちばん嫌な言葉を浴びせるのです。「あんたは、あたしの○○◦○○◦○からうまれたんだよー、だから、あたしの面倒看るのあたりまえなんだよ」と、下ネタで、ニタニタ笑いながら、言うのです・・。酷い母親ですよ・・

    母はすぐ忘れてしまっているのですが、私は母に言われた酷い言葉を頭にも心にもしっかり残っています。

    苦しくて切なくて、憎たらしくて哀れで、可愛いと思ったのは数えるほどしかありません。

    https://info.ninchisho.net/archives/27172
    認知症とどう向き合うか:患者さんの場合、家族の場合

    「特集・コラム」クリック→ずっと下まで行き「松本一生先生」クリックです。

    私は、介護真っ最中の時はこのサイトに出会っていなかったのです。悔やまれます。読んでいたら・・何か少しは違っていたのかも知れません。私の気持ちの持ち方が違っていて、少しは楽だったかも知れません。まるっきり関係なかったかも知れません。わからないですが・・

    がっかりはんさんには、私のようにはなって欲しくないという思いがありますが・・また、それは、もしかしたら、別のストレスを抱え込むことになるのかも知れません・・。

    がっかりはんさんが、欲している事からかけ離れているかも知れません。また、私の思いつくまま長々と書いてしまったようにも思います。すみません。

    がっかりはんさんと、お母様にとって、少しでも良い方にいきますよう願っています。

  • すぬーぴーわんさん コメントする
  • 2018-10-07 13:07:49
  • > オカユさん まず最初にお礼から言わせてください。隅から隅まで冷静で、参考になるアドバイスを頂き、感謝にたえません …ありがとうございます!

    私が結構カッとなり、ハッキリものを言うタイプなので、どうしても【相手を良い方向に促すアイディア】が具体的に浮かばず、苦しんでいました。アドバイス頂いたものの中から、母に向いた行動を選んで(とにかく昔から頑固で聞きませんから)これからは私自身の為にも協力していきたいと思います。

    そして【趣味・気晴らし】の話ですが、私の趣味はイライラしてると全くうまくゆかず、逆にストレスが溜まってしまうものだったりするので、今後はおおらかな、安らげる趣味も持った方が良いんだな~と思いました。性格的には難しいのですが、自分のためにがんばります。ありがとうございました。

  • がっかりはんさん コメントする
  • 2018-10-07 13:55:05
  • > すぬーぴーわんさん わざわざ長文でのコメントありがとうございました。【かけ離れてる】なんてとんでもない!経験者の意見はどんな話でも、ありがたいです。こんなにも考えて頂き、感謝に絶えません。教えて頂いたコラム、ざっくり読みましたが、とても参考になりそうです …日々、じっくり読みたいなと思いました。

    うちはただの初期症状にすみませんが、すぬーぴーわんさんはとてもお辛い体験をされて、心が折れかけながらも、お母様を見送られていたのですね…複雑なお気持ちだったと思います。思い出すのも不快かもしれませんが、そこから感じた事や後悔を正直にここで話して頂けるのは、私にとっても、これから悩む人にとっても、とても役に立つことだと思います。お時間があれば、ぜひこれからも、介護に悩める人たちの話を聞いてあげてください。

    ちなみに、今回かかった医師の対応には辟易したので、昨日私自身が心療内科にかかったところ、母への診断は「もっと精密に調べてくれる機関に行けば、別の答えが出るだろう」との事でした。少し期間をおいて、探してみたいと思います。

    こちらも長文になってしまいましたが、ありがとうございました。自分のためにも、良い方向に向かえるようやってみます。

  • がっかりはんさん コメントする
  • 2018-10-07 15:03:42
  • がっかりはんさん、こんにちは。

    すぬーぴーわんです。お返事、ありがとうございます。

    お返事を読んでいて、涙が出てきてしまいました。こんなにも、私の立場を考えて、あたたかいお礼のお返事を下さり、本当にありがとうございます。

    母との会話は、ほとんどが否定する事ばかりでした・・。

    素直に会話が出来たのが、亡くなる最後の年です・・私は、自然と母との会話を肯定するようになっていました・・遅いですよね・・。だから・・変な言い方になってしまうかも知れませんが・・投稿する事で、私自身が救われるように感じてしまうのです・・。

    がっかりはんさんも、ご自分のおからだも大切にして下さいね。

  • すぬーぴーわんさん コメントする
  • 2018-10-07 19:21:42
  • > すぬーぴーわんさん いえいえ、救われたのはこちらの方ですから。私はまだ始まったばかりですが、全てを終えてもいまだ、「こうできたのでは?」と苦しむあなたの姿は、誰にとっても介護の重さをリアルに伝え、「自分も今のうちに何かやらねば!」と身の引き閉まる想いにさせてくれると思います。

    最期だけでもそういった会話ができた事は、奇跡に近い話だなあと思いました。聞いた話によると、最後の最後まで正常な意識を取り戻せず、自分の辛かった経験(戦争の)をわめき散らしながら最期を迎えた方もいるようですから。すぬーぴーわんさんの件は、泣いて怒って、苦しみながらも、家族と向かい合う事を放棄しなかったあなたへの、ご褒美のような瞬間だったのではないでしょうか。【遅い】とゆうより、間に合って本当に良かったです。

    私も後悔の無いよう、あまり母との確執にこだわらず、やって行ければ良いのですが …まあ、イライラを抑える薬やこの相談室にも頼りつつ、様子を見守ろうと思います。わざわざ、再びのお返事ありがとうございました!

  • がっかりはんさん コメントする
  • 2018-10-10 23:14:31
  • がっかりはんさん、こんばんは。

    すぬーぴーわんです。お疲れ様です。お返事、ありがとうございます。

    読んでいて、また、涙がでてきてしまいます。返事をしたくて、どうしようと迷っていましたが、やっぱりしてしまいました。すみません。

    どうしてもお礼が言いたくて・・『全てを終えてもいまだ、「こうできたのでは?」と苦しむあなたの姿は、誰にとっても介護の重さをリアルに伝え、「自分も今のうちに何かやらねば!」と身の引き閉まる想いにさせてくれると思います』

    『すぬーぴーわんさんの件は、泣いて怒って、苦しみながらも、家族と向かい合う事を放棄しなかったあなたへの、ご褒美のような瞬間だったのではないでしょうか』・・ありがとうございます。こんなふうに、考えた事はなかったです。気づかせて下さって、本当に本当にありがとうございます。嬉しいです。報われるように感じます。

    しつこくまた、返事をしてしまいごめんなさい。

  • すぬーぴーわんさん コメントする