「最近ニオイがしないかも…」は危険!?認知症予防のカギとなる嗅覚チェック

2017年5月8日 PR

認知症の予防・対策には早期発見が重要と言われています。その大きなカギとなるのが嗅覚。嗅覚と認知機能の低下にはどのような関係があるのか、嗅覚の異常に気づくためのおすすめチェック方法などを解説します。

増加し続ける認知症患者数、8年後には1.5倍に

高齢化にともない、認知症患者の数も年々増加しています。厚生労働省の予測によると、8年後の2025年には患者数が現状の1.5倍にまで膨れ上がり、65歳以上の高齢者の5人に1人は認知症患者になるとされています。

まさに国民病になりつつある認知症ですが、未だに確実な治療法がないのが現状です。そのため、認知症患者本人が苦しいのはもちろん、認知症患者の家族は長い期間をかけて認知症患者の介護と向き合わなければならず、その経済的負担・精神的負担は計り知れません。認知症の治療は世界的にも大きな課題であり、今現在も認知症の治療法・治療薬の研究が進められています。

認知症対策において重要な「早期発見」

根本的な治療は確立されていない認知症ですが、対策がまったくないわけではありません。
認知症は進行の過程において、「MCI(軽度認知症)」というものが存在します。MCIは、いわゆる認知症の前段階。MCIを放置しておくとおよそ50%の確率で認知症を発症するとされています。
一方でMCIに早期に気づき、早い段階から適切な治療を受けることで、症状の回復や進行遅延が見込めるとされています。MCIの治療効果は、治療を始めるのが早ければ早いほど効果が高く、早期治療により最後まで認知症に進むことがないケースもあります。つまり、認知機能の低下やMCIの早期発見が重要な認知症対策と言えるのです。

「嗅覚」は早期発見の大きなカギとなる

認知機能低下の早期発見の重要性は知られつつありますが、実際には多くの高齢者の認知機能低下が見過ごされています。これは、認知機能低下による記憶障害を単なる「物忘れ」ととらえてしまう、ひとり暮らしの高齢者の増加により変化に気づく人が減っている、といったことが原因として挙げられます。また、高齢者本人が毎日の生活の中で自分自身の異変に気づくのは難しいと言えるでしょう。

そんな中で、早期発見のために意識したいのが「嗅覚」です。 認知症の代表的な症状である記憶障害は、記憶を司る「海馬」が萎縮することにより起こりますが、日本人の認知症でもっとも多いアルツハイマー型認知症では、海馬の前に、海馬よりも脳の外側にある「嗅内皮質」が冒されることがわかっています。嗅内皮質は嗅覚に大きく関わる部分であるため、記憶障害よりも先に嗅覚の低下が症状として現れるようになります。 認知機能低下と嗅覚の関係は顕著であり、実際に、アルツハイマー病の患者と健康な高齢者の嗅覚を比較したテストでは、明らかにアルツハイマー病患者の成績の低下が見られたという研究結果もあります。

前述したMCIでもこの嗅覚の低下が見られており、嗅覚は認知機能低下の早期発見の大きなカギになると考えられます。高齢の方で「以前は臭いと思っていたものを臭いと感じなくなった」「最近、ニオイを気にしなくなった」など、嗅覚に異変を感じたら認知機能低下も疑った方がよいでしょう。

嗅覚は定期的にチェックを!自宅で簡単にできる“ニオイ”テストカード

MCIの早期発見、認知症予防のカギとなる嗅覚。ただし、嗅覚は風邪などで一時的に衰えることもあるため、認知症対策では定期的にチェックすることが大切です。可能であれば、症状が出ていないうちから健康診断のように定期的にテストしましょう。
嗅覚のテストは病院でも受けられますが、高齢者にとっては通院も負担になるもの。肉体的な負担だけでなく、病院に行くのが怖いといった精神的ストレスが負担になることもあります。まずは、自宅で簡単にできるテストから始めましょう。

もの忘れアルかなチェック はからめ」は、10枚のカードのニオイを嗅いで解答用紙に書き込むだけの手軽な自宅用嗅覚テスト。郵送した解答用紙をもとに結果がレポート化され、およそ10日後には結果が手元に届きます。定期的に行うことで嗅覚の異変に気づきやすくなり、認知機能低下の早期発見につながります。自宅で気軽に行えるので、対策のひとつとして試してみてはいかがでしょうか。

もの忘れアルかなチェック はからめ

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