第35回日本認知症学会学術集会が開催されました

2016年12月7日

35回目の認知症関連の学会及び学術集会開催

平成28年12月1日から3日にかけ、「研究と実臨床をつなぐ」をテーマに、第35回日本認知症学会学術集会が開催されました。

会場となったのは木々が色づく東京国際フォーラム。 当日は医師はもちろん、多くの医療関係者や関連企業が一堂に会する機会となりました。

日本における基礎研究から実臨床までをクローズアップ

今回の集会は、当学会がこれまで積み重ねた研究成果が実臨床にフィードバックされていることを実感する場として、あえて海外からの招聘を行わず、オールジャパンのプログラムで編成。

ドクター主導の基礎研究から実臨床のみならず、地域医療ケア、権利や政策にまで踏み込んだ、多くのシンポジウムやセミナーが開催されたのです。


具体的なプログラムについて

アルツハイマー型・レビ-小体型・血管性認知症等といった3本の認知症を横糸に、病因、病態、診断、治療などといった縦糸を絡めた企画が多数開催され、特にアルツハイマー型に関しては「実臨床のAD」と銘打って診断や治療に関するシンポジウムが多数開催されました。

画期的だったのは、当事者の人々から医療関係者に生の声を届ける会長企画シンポジウム。若年性アルツハイマー病当事者の方やその支援者、そして認知症の人と家族の会のメンバーが、「医療者関係者へ伝いたいこと、期待したいこと」をメッセージとして壇上で発表する場面もありました。

また、ポスター会場では、多くの研究発表が掲示。活発な討論で賑わう会場には、ドクターだけでなく、福祉関係者や薬剤師など、認知症に関わるあらゆる立場の方々の姿も。

更に、認知症を取り巻く社会的な問題やケア・介護といった問題にも焦点をあて、改正道路交通法や介護老人保健施設に関わるセミナーも複数開催。講演後に行われた質疑応答が途切れることがなかったことからも、社会問題としての認知症に対し、大きな関心が寄せられていることがわかります。


取り上げられたテーマについての記事を公開予定!

3日間で70以上もの講演会やシンポジウムが行われた今回の学術集会には、医療関係者に向けた学術発表以外に、読者の皆様にお伝えしたいテーマがいくつもありました。

認知症ねっとではその中からテーマを厳選し、随時記事として提供していく予定です。お楽しみに!

▼外部リンク
日本認知症学会


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