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【白澤先生インタビュー(第2回)】クリニックでの認知症予防の事例[PR]

2016年10月6日

認知症予防専門という、新しい概念で認知症をサポートする「白澤記念クリニック」。クリニックでは実際にどのような予防法、指導が行われているのでしょうか。白澤記念クリニックの最高顧問である白澤先生にインタビューを行いました。

認知症を予防という観点からサポートする、という、これまでにない形の専門クリニックが「白澤記念クリニック」です。クリニックでは、食事指導や運動指導などさまざまな方向からの認知症予防を行っていますが、実際にどのような効果が期待できるのでしょうか。クリニックの最高顧問である白澤卓二先生に、実際の事例や詳しい指導内容をお伺いしました。


脳を刺激し、認知機能を「貯蓄する」ことが予防になる
―先生のクリニックは認知症予防専門ということですが、どのような予防法を行うのでしょうか

認知機能が低下するのは45歳からです。通常はMMSEというテストでアルツハイマーの進行を検査しますが、うちではコグニトラックスという検査をメインに行い、推論能力や実行能力、注意力、反応スピードを見ます。

通常の物忘れ外来などでは記憶を司る海馬という部分の記憶力低下を確認していますが、うちはもっと広い、脳全体を見て、機能が落ちてきたら貯蓄する、という考えを持っています。例えば、骨粗しょう症であれば骨の中にミネラルがいっぱいあれば更年期になっても大丈夫というのと同じで、今から認知機能を貯蓄しましょう、ということです。

脳の中には幹細胞というものがあって、刺激すると脳の細胞が増えます。この刺激によって脳の細胞を増やしておくことで、仮にアルツハイマー病に発症しても、貯蓄があるために症状が出にくい状態を作ることが可能なのです。

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例えば、オルゴールの音を聞かせるとか。オルゴールの音は脳の右側の部分を刺激するんです。そのほかに、うちは磁気治療も行っていて、磁気で左側の部分を刺激します。また、コグニバイクという運動器具なども使って、あらゆる部分に刺激を送れるようにしています。脳というのは機能分担があるので、海馬だけを狙ってもダメなんです。海馬だけではなく、前頭葉も大事だし、頭頂葉も重要、側頭葉もですね。満遍なく刺激をすることが重要なのです。そして貯蓄をするという概念が予防では非常に重要となってくるのです。

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生活の中では複雑な駅の使用と食事の見直しを
―認知機能貯蓄のために、患者さんには特にどのようなアドバイスを行っていますか

認知機能の低下が出てきた患者さんによく言うアドバイスは、「銀座の駅で降りなさい」ということですね。銀座の駅は非常に複雑です。乗り換えるときは、東京駅や新宿駅、渋谷駅で乗り換えなさい、とも言います。こういう乗り換えができるということは非常に大事です。40、50の時は大丈夫でも60になると辛くなってくるのです。こういった複雑な駅を使うときは、脳を非常によく使います。外出をして買い物をするときや、複雑な駅を通過するとき、脳は一番刺激されるのです。

また、食事でよく噛むことや、オメガ3をしっかり摂ることも指導しています。オメガ3の油をしっかり摂っていると脳が委縮しにくいと言われています。 私は認知症は生活習慣病であると考えています。食事に気をつけて血糖値や血圧を抑えたり、よく噛んで脳を刺激したり、オメガ3を含む青魚を食べることで認知症の発症率を下げることができるのです。

―こういった予防法の成功事例としてはどのようなものがありますか

私のクリニックは開院したばかりでまだ事例は少ないのですが、私と同じ考えで予防に取り組んでいる友人が同じ方法で10人くらいに指導を行い、論文を出しています。彼のやっていることは食事のコントロール、ケトジェニックダイエットやストレスを減らしたり、十分な睡眠をとったり、エクササイズをしたりしています。

また糖尿病の患者さんよりも厳しいラインを出して、それを実行してもらうようにしています。彼の論文には、オメガ3の数値や睡眠を十分に摂りなさい、運動はこのぐらいやりなさいというのが具体的に書かれています。

患者さんに合わせた脳のフィットネスを行う
―クリニックで予防を受ける患者さんとはどのような方が多いのでしょうか

年齢層は60、70代の方が来られています。中には80を超えている人もいました。例えば、会社は息子に任せている会長さんなんかもいますし、まだ会社でやれることがあるということで認知機能を保つためにいらっしゃる方もいます。全体的に、うちのクリニックで行っていることを理解したうえで来られる勉強熱心な方が多いですね。後は認知機能の低下を防ぎたいという強い意志がある人が多いです。

私のクリニックでは、年齢では区切っていません。その人の認知機能が低下しているかどうかを重要視しています。 予防というと自分がまだ病気ではないので意識しにくい、といったことがあるかもしれませんが、私は予防と言うより、脳のフィットネスと言った方がわかりやすいかな、と思っています。脳をフィットネスして、認知機能を貯蓄するのです。

ただし、患者さんひとりひとりで生活が違うので、フィットネスも個人に合わせたものにすることが必要です。クリニックでは、最小の努力で最大の効果が出るような脳のフィットネスを選んで、指導を行っているのです。

新宿白澤記念クリニック


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東京都新宿区西新宿6-5-1新宿アイランドタワー25階
品川美容外科新宿アイランドタワー
予約受付:10:00 – 19:00
診療時間:10:00 – 17:00
診察日:月・水・木
Tel.0120-428-300  Fax.03-6276-1887
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▼関連リンク
【白澤先生インタビュー(第1回)】認知症は予防できる?

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