認知症サポーターとは

認知症サポーターとは

認知症サポーターとは、特定非営利活動法人「地域ケア政策ネットワーク全国キャラバンメイト連絡協議会」が実施する「認知症サポーターキャラバン事業」における認知症サポーター養成講座を受講・修了した者を称する名称です。

現在認知症サポーターは全国に約540万人(平成26年9月末現在)おり、地域において認知症の方が穏やかに生活するための見守りや環境整備に尽力されています。

認知症サポーターの活動・役割とは

認知症サポーターになったからといって、何かをしなければならないということはありません。
サポーターは認知症を正しく理解し、認知症の人や、その人を取り巻く家族の良き理解者たりうる存在です。サポーター各自が出来る範囲での活動でも構いません。職業柄沢山の人々と接する機会の多いサービス業の方でも仕事の途中、認知症で困っている人や家族を目にする事があるかもしれません。そんな時に「何かお困りですか?」と声を掛けて下さるだけでも家族は救われた思いがするのです。

また認知症サポーターからは、地域の高齢者や認知症(予備軍を含む)の人々を見守る事が多いという観点から、地域活性の担い手、リーダーが誕生する事も今後期待されています。

今後は「地域包括ケアシステム」という、公的サービスを地域住民のニーズに応じて関係者が連携協力して提供していく中学校圏域を単位とした医療・介護等多職種が協働するシステムの構築が進んでいきます。

その中で地域住民のニーズの把握はまさに「きめの細かい作業」となり、担い手の中心となる地域包括支援センターや、関係機関だけではフォローしきれない事も想定されます。そこで「認知症で困っている人や家族のちょっとした情報」を認知症サポーターの方にもフォローして頂き、必要であれば関係機関にご報告頂けると…より円滑なシステム運営となっていくのではないかと期待されています。

認知症サポーター養成講座について

認知症サポーター養成講座は、都道府県及び市町村の認知症対策窓口や高齢者支援を担当する課にて開催の受付を行っています。

開催には概ね10人以上(地域によって異なりますのでお問い合わせ下さい)の参加人員を集められる「地域住民・職域・学校・団体・企業などの従事者」であればどなたでも受講できます。受講料は無料です(特別な会場を使用する場合の料金は受講者側の負担です)

講座は、基本的には専用のテキストを使用し60~90分間を目安に行われます。

主な内容としては…
 1.認知症とはどのようなものか
 2.認知症の症状について(中核症状と周辺症状)
 3.認知症の診断や治療について
 4.認知症予防について
 5.認知症の方に接する時の心構えと介護者の気持ちの理解について
 6.認知症サポーターにできることとは?
…以上のような内容となります。

講師は「キャラバンメイト」と呼ばれる人が務めます。
キャラバンメイトとは、同養成研修を受講・修了した医療従事者や介護従事者、民生委員・行政職員等を指し、認知症サポーター養成講座の講師および企画・立案・開催する役割を担う人の事を言います。原則、ボランティアとしての活動となります。

認知症は誰にでも起こりうる脳の疾患です。認知症の方や家族が、地域での生活を安全に穏やかに営むために一人でも多くの方に認知症の事を知って頂き、サポーター(=応援者)となって頂きたいと願っております。


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