バーチャル・リアリティ(VR)で認知症の一人称体験を提供

2019年4月10日

認知症患者本人の視点で、認知症を知る

三井住友海上あいおい生命保険株式会社( 東京都中央区)は、認知症患者と家族の日常生活を疑似体験(一人称体験)できる、バーチャル・リアリティ(VR=仮想現実)映像の提供サービスを開始しました。VRによる一人称体験を通じて、認知症のある方の行動や気持ちを想像・理解し、認知症に対する偏見をなく認知症患者及び関係者を支援することが目的です。

「やすおじいちゃん物語」は、認知症患者の視点で、周囲との関わり方による感じ方の違いや、それによる行動・心理症状を体感できる一人称のVRコンテンツです。同じ家族との関わり方を2通り体験し、関わり方の違いによってご自身がどのような心理的変化を感じるかをわかりやすく体験します。本VR体験は、同社が開催する各種セミナーや代理店などで利用可能です。

原作は岩手医科大学神経内科の故・高橋智さん。映像は、サービス付き高齢者向け住宅を運営し、認知症のVRによる認知症体験プロジェクトを全国で展開している、株式会社シルバーウッドが担当しています。

(画像はプレスリリースより)

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三井住友海上あいおい生命、バーチャル・リアリティ(VR)で認知症の一人称体験の提供を開始


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