都医学研都民講座「加齢に負けないしなやかな脳」、12/20開催

2018年11月8日

脳自身が病気や加齢から自分を守る

公益財団法人東京都医学総合研究所(東京都世田谷区)は、12月20日(木)午後6時半〜8時まで、よみうりホール(東京都千代田区有楽町1-11-1 読売会館7F)において、平成30年度 都医学研都民講座(第6回)「加齢に負けないしなやかな脳」を開催します。参加費は無料、定員は1,100名(事前申込後抽選)です。

東京医科大学高齢診療科の羽生春夫・主任教授、東京医科大学医学教育推進センターの三苫博・センター長が登壇します。それぞれの講演概要は次の通りです。

「生活習慣から認知症を予防する」(羽生春夫)
高血圧や糖尿病などの生活習慣病の管理や治療あるいは運動習慣や知的活動、健康的な食生活などによって認知症の発症予防が期待されています。特に、今後増加していく高齢者の認知症のうち過半数を占めるアルツハイマー病は、いまだ根本的な治療法は確立していませんが、生活習慣という観点から予防できる可能性があります。
「病気・加齢から脳を守る仕組み」(三苫博)
様々な病気や加齢によって脳の神経細胞は障害を受け、認知症や運動障害などの神経症状が発症します。これらの治療法は、従来はまったく手掛かりがありませんでした。しかし、近年の研究で「脳には予備能力があり、病気や加齢により失われた機能が、ある程度代償される可能性がある」ことが分かってきました。近年話題の再生医療はこの代償能力をより強化するものと考えられています。この講演では、脳自身が病気や加齢から自分を守る仕組みについて解説し、今出来ることについても考えてみたいと思います。

申込締切は12月3日(月)消印有効・メールの場合は必着です。詳細は下記外部リンクよりご覧下さい。

(画像はイメージです)

▼外部リンク
12/20平成30年度 都医学研都民講座(第6回)加齢に負けないしなやかな脳


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