中電など、ロボットを活用した高齢者向けサービスを実証実験

2018年10月16日

会話内容やセンサ情報から生活状況を確認し、生活支援

中部電力株式会社(名古屋市東区)とユカイ工学株式会社(東京都新宿区)、および株式会社プレステージケア東海(名古屋市中区)は、本日、ユカイ工学が開発した1人対1人の双方向コミュニケーションロボット「BOCCO(ボッコ)」を使用した高齢者向け声掛けサービスの実証実験を10月22日から開始します。

自宅や高齢者施設に住む高齢者を対象に、平日の昼間、中部電力のオペレーターがBOCCOを通じて声掛けし、高齢者の生活支援や認知症の予防などにつなげます。やりとりの内容は家族や高齢者施設職員のスマートフォンなどに通知され、安心を提供するとともに、高齢者施設職員の負担軽減に繋げます。また、既存ソフトの機能拡張により、一人のオペレーターから同時に複数の高齢者に声掛けを可能としています。

実証実験は、プレステージケア東海が運営する高齢者施設入居者などにおいて、2018年10月22日~2019年1月18日まで行われます。オペレーター1人と複数のBOCCOを通じたコミュニケーションに関する課題の把握や、会話内容やセンサ情報から生活状況を確認し、生活支援に繋げることができるかなどを検証し、サービス開発に活かします。

(画像はユカイ工学株式会社HPより)

▼外部リンク
ロボットを活用した高齢者向け声掛けサービスに関する実証実験の実施について~昼間時間が取れない家族に代わり、オペレーターが高齢者へ声掛けし、家族にお伝え~


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