東京海上日動、認知症専用保険「認知症あんしんプラン」を発売

2018年8月2日

専門団体と共同開発

東京海上日動火災保険株式会社(東京都千代田区)は、業界初となる認知症の方およびその家族のための専用保険「認知症あんしんプラン」を10月から発売します。公益社団法人 認知症の人と家族の会と、高齢者の見守り支援に実績のある一般社団法人セーフティネットリンケージとの連携のもとに開発されました。

本商品は40歳以上の認知症患者専用の保険です。保障内容は「行方不明時の捜索費用補償 (1事故・30万円を限度)」、「 個人賠償責任補償(1億円)」、「被害者死亡時の⾒舞費⽤補償(⼀律15万円)」、「交通事故等によるケガの補償(死亡後遺50万円)」、「付帯サービス(捜索支援サービス)」となっています。保険料は月額1,300円。

当事者の不安を調査・研究

厚生労働省によれば、2012年に462万人だった認知症患者は、2025年には700万人規模(高齢者の 5人に1人)に増加するといわれています。また、警察庁の統計によれば、認知症による行方不明者は2012年から4年連続で過去最多を更新しています。

同社では、「家族の会」と共に、認知症の方およびその家族が抱える3つの不安、「認知症の方が行方不明となることへの不安」、「認知症の方による第三者に対する不慮の事故等への不安」、「認知症の方ご自身のケガへの不安」についてアンケート調査・分析・研究を重ね、本商品の開発に至りました。

(画像はイメージです)

▼外部リンク
東京海上日動、認知症の方およびそのご家族のための保険「認知症あんしんプラン」を発売


このページの
上へ戻る